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キャリブレーション [検査機器]

 測定する上で機器が正しく放射性物質を捕らえている
否かを事前にチェックしておく必要があります。
これを「キャリブレーション」と呼びます。zipでのその
やり方を説明します。

 2つある測定室の片方に炭酸カリウムを入れ、片方にセシウムを
入れて、K40が1460KeV(730ch)、Cs137が662KeV(331ch)に
ピークが合っているかをチェックします。合っていないときは
調整ネジを廻して調整します。

 ちなみにこのセシウムは、原発事故翌年に東京(新宿)の歩道上の
土をかき集めてサンプルにしたものです。

20180606キャリブレーション.jpg

 Cs137とK40のピークが正確にあっていることが
わかります。この作業を定期的に行って測定しています。

 また、以前にも触れましたが、「5Bq試料」の測定も定期的に
行い、測定の正確性を確認していることを付け加えておきたいと
思います。

 6/17(日)は測定所開設5周年の集いを行います。
皆さまのご参加をお待ちしています。

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2018年5月度の測定一覧 [測定結果]

 5月の測定結果一覧です。

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主な検出例を順を追って説明いたします。

<5/1大阪の土>
 少量のCs137を検出。当測定所では食品だけでなく、
土の測定も行っています。どのように測定しているか?を
後日別稿で説明いたします。

<5/2避難指示勧告地域の土>
 今なお避難指示になっている町の土です。
重量換算して約35000Bq/kgとなりました。10分程度で
Cs134も137もピークが出てきました。
依頼者はこの土を福島再訪の折に採取した場所に
戻したとのことです。

20180502福島避難地域の土.jpg

 そのほか、避難指示が解除された地域で採取した「タケノコ」からは
1.7Bq/kg、「わらび」と「春菊」は共に定量限界未満
でした。

<5/15福島キャベツ、16福島菜の花>
 別に福島県下の市から持ち込まれた食材です。
洗わずにそのまま測定しましたが、定量限界未満でした。

<5/19福島フキ、22わらび>
 他にも福島(最近避難指示解除された地域)食材が
持ち込まれました。原発事故由来のセシウム検出を二つ紹介します。

201805019福島フキ.jpg

 Cs137、134共にピークが明確。検体は320gでしたので
重量補正は不要。5.7Bq/kgです。

201805022福島ワラビ.jpg

 畦で採取したというワラビ。今や少なくなったと思われる
Cs134(398ch)のピークも明確。K40のコンプトン散乱のかさ上げ
を相殺し、重量補正した数値が9.1Bq/kgとなりました。

 共に、水洗い処理をしなければ、もう少し数値は
上がっていたかも知れません。

<5/11ゼオライト>
 大阪の水道水を人工と自然のゼオライトに通水(11792L)
させた後にゼオライトを測定しました。ゼオライトはセシウムを
よく吸着しますので、Cs137だけですが、極微量ありそう
(定量限界未満)です。

<5/25大阪の水道水をイオン交換>
20180525イオン交換樹脂.jpg

 1年間食事用に通水したイオン交換樹脂を測定したものです。
こちらは、全体の通水量が不明ですが、Cs137のピーク(331ch)が
見えるので極微量ですが存在する(定量限界未満)ことは間違いなさそうです。

 6/17(日)に当測定所開設5周年の集いを行います。
是非おいで下さい。
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4月測定一覧表の加筆・修正 [測定結果]

 4月の測定一覧表の品物名に一部記入漏れ・間違いが
ありましたので訂正版をアップします。

 一覧表中の「赤色の文字」を加筆・修正しました。

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東京葛飾区水道水の汚染状況 [日頃の活動]

 私どもの測定器zipの販売代理店(シーディークリエーション)は
関東地域の水道水を人工・天然ゼオライトと活性炭に水道水を濾過させて
放射性セシウムの量を定期的に測定しています。

 是非、この記事をご覧下さい。

 これによると、
 東京都葛飾区 2018.2.7〜20.18.5.18(101日)0.0091Bq/L
 千葉県千葉市 2018年4月 0.0206Bq/Lです。

 行政の発表の3倍~10倍にも上る汚染状況です。

 水は毎日摂取するものです。こんな深刻な状況を
皆さんに是非知って頂きたいと思います。

 
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5/24(日)ベトナムはなぜ原発をやめたのか ~止めたのは誰?どうやったの?~ [イベント紹介]

 5/24(日)に京都でこんなイベントがあります。当測定所でも
以前に講演をして頂いた守田敏也氏からの紹介です。

 大飯原発が再稼働されましたが原発産業は原発輸出の道が
どんどん狭まる中で坂を転げ落ちるように没落の道を進んでいます。
原発政策は終わらせることができる!僕はそう確信しています。
問題はそれまでに大きな事故を起こさせないでいられるかどうかなのですが・・・。
ともあれ原発ゼロへの道をさらに広げていくために5月24日に
原発輸出を止めたお話を聞く企画を行います。ベトナムへの輸出計画です。ぜひご参加下さい。

 ベトナム国会でロシアと日本が相次いで計画していた原発建設中止が
決議されたのは2016年11月。日本政府や原発メーカーは大打撃を受けました。
ベトナムへの原発輸出はオールジャパン体制で進めらてきた輸出政策だったからです。
しかも安倍政権下では安倍首相自身が原発売り込み交渉で走り回ってきました。
「トップセールス」などと言われてきました。
それがいま次々と破たんしつつあるのです。先日、トルコへの輸出計画からも
伊藤忠が撤退を表明しました。

 ベトナムへの計画もオールジャパンで行われているので、これを止める
のはかなり困難だとも思われましたが、ある方たちが大奮闘され、
ベトナム政府が撤退へと大転換することになりました。
 ある方たちとは日本のベトナム研究者の中で原発建設を憂いていた方たちのこと。
この方たちが原発の危険性を示すさまざまな日本の論文をどんどん翻訳しては
政府高官に渡し続けたそうです・・・。
ついにはベトナムの首相までもがそれに目を通すようになり・・・
ベトナム政府は「こんなものを輸入したら損だ!」と悟るにいたったのです。

「どこまで効果があったか検証できたわけではない」とのことですが、
しかしたくさんの翻訳が影響を与えたのは間違いない。輸出阻止の
大きな成功体験です!
 これをみんなでシェアし、さらに原発輸出政策を止めていくための一助と
したい!そのためにその中のおひとりの吉井美知子さん(沖縄大学教授)
さんをお招きすることにしました。

 ベトナム政府が日本からの原発輸入を白紙撤回した背景は何だったのか、
そこに市民は、そして吉井さんがどのように関わっていたのか…お話いただきます。
後半で守田が対談の形でさらに吉井さんからいろいろなことをうかがいます!

 京都市内での開催ですが、可能な方、ぜひご参加下さい!
なお中継は無理なのですが、録画して後にIWJで流していただくことも検討中です・・・。

*****

ベトナムはなぜ原発をやめたのか
~止めたのは誰?どうやったの?~
https://www.facebook.com/events/1022466614576504/

日時:2018年5月24日(木)18:00 開場/18:30 開演
場所:ハートピア京都 第5 会議室
参加費:800円

18:30 ~ 19:40 講演 吉井美知子さん   
19:40 ~ 20:30 対談 吉井美知子さん&守田敏也さん 質疑応答 全員


主催:市民環境研究所
〒606-8227 京都市左京区田中里ノ前21 石川ビル305
Tel & Fax 075-711-4832  Email pie@zpost.plala.or.jp

主催:世界とつながる公開秘密会議


吉井美知子さんのプロフィール:
沖縄大学人文学部教授。京都市出身。1991年パリ第7大学
ベトナム語学科修士号、商社勤務、JICA専門家等を経て、
2007年東京大学大学院国際協力学博士号。専門はベトナムNGO研究。
3.11を機に、ベトナムへの原発輸出を止める活動を行う。主な著書に
『立ち上がるベトナムの市民とNGO』(明石書店)、
共編著『原発輸出の欺瞞』(明石書店)など。

守田敏也さんのプロフィール:
 同志社大学社会的共通資本研センター客員フェローを経て
フリーライター。兵庫県篠山市原子力災害対策検討委員を兼ねる。
福島原発事故降、各地で放射線防護と原子力災害対策の講演を行い、
ヨーロッパやトルコでも度々講演。著書に『内部被曝』
『原発からの命の守り方』がある。


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2018年4月の測定結果 [測定結果]

 遅くなりましたが、4月の測定結果をお知らせします。
一部記載ミスありましたので、加筆・修正したものを
再掲載します。(赤字部分が加筆修正した部分)

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 主な検出例を紹介します。

<4/5宮城のリバーブ>
20180405宮城リバーブ.jpg
 ショクヨウダイオウと呼ばれ、日本では食用より根の部分を
粉末にして漢方として用いらることが多い植物なんだそう。
 Cs134も137もピークがあります。重量換算して
6.45Bq/kgの結果。原発事故の影響をうけたものと思われます。

<4/12福島の里芋>
 福島県産が4品持ち込まれました。
1.13Bq/kgを検出したのは里芋でした。

20180412福島里芋.jpg

 Bs134も137のピークがクリアです。K40による
補正を行い、1.13Bq/kgとなりました。

<4/12福島の2010年玄米>
 福島事故前の玄米が持ち込まれました。
Cs137(331ch)には全くピークがありません。
玄米測定のBGに使いたいくらいの「不検出」です。

20180412福島2010年玄米.jpg

<4/15群馬の生クリーム
 生クリームを使った大福>

20180415群馬生クリーム焼き菓子.jpg

 表記が間違っていましたので、訂正します。
「生クリームを使った大福」からセシウムを検出。K40補正して
0.78Bq/kgとなりました。

 この検査をする中で、生乳を原料にした「乳製品」を しっかりと検査していこうということになりました。

 この検査は生クリームそのものの検査ではないので、上記の
文書は削除します。







 


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「粉ミルク無料測定」に関して検体提供のお願い [日頃の活動]

 時々、会員さんから「粉ミルクは汚染されていないか?」という
質問が寄せられます。原料の牛乳の汚染のニュースが伝えられる
ことも時々あります。 粉ミルクを使われているご家庭では
非常に気になる点であると思います。

 当測定所では、これまで体系的に粉ミルクを測定していなかった
ことでもあり、この疑問に応えたいと思い、あるメーカーの
粉ミルク(フォローアップ)を試しに測定してみました。

 スペクトル表をご覧下さい。

20180421konamiruku.jpg

 Cs134は数値は出ていますが、398chにも302chにも
ピークがありませんでしたので不検出。一方、Cs137(331ch)
にはピークがクリアです。定量下限値は検体が320gの時は
誤差の3倍の0.6Bq/kgになりますが、試料重量が252gなので
0.76Bq/kgとなります。測定値からK40によるコンプトン散乱の
影響を減量補正をし、さらに試料の重量補正をすると
放射性正有無濃度は0.52Bq/kgとなりました。
定量下限値0.76Bq/kgなので「定量限界未満」となります。

 同じ粉ミルクを調べた「新宿代々木測定所」の結果では約0.35Bq/kgと
報告されています。数値は若干異なるものの、「汚染はある」
ことは間違いないようです。

 この粉ミルクを毎日飲ませたときの影響はどうなるのか?と
少し不安な気持ちになります。しかし、環境省の「基準」
(乳幼児食品)はなんと50Bq/kg。ドラム缶に密閉しなければ
ならない放射性廃棄物基準の半分です。赤ちゃんは大人の
10倍も放射能に感受性が高いと言われているのに。

 そこで、このブログを読まれている方々にお願いがあります。

 今お使いになっている粉ミルクを測定に必要な320g分提供 してもらえませんか?
もちろん、測定後には計測結果と共に検体をお返しします。
検体に使用する粉ミルクは新しいビニール袋に移し,密閉して計測します。
缶に戻さず、計測に使用した状態のビニール袋のままでお返しします。

 当測定所はボランティアで運営していますので、割と高額な
粉ミルクの自前購入は難しいものがあるのです。
 通常頂く測定料(非会員なら1000円)は不要で、無料で測定します。

ご関心のあるお父さん、お母さん、そして祖父母の皆さん!

是非、ご協力下さい。午前中ならどの曜日でもスタッフが
対応いたします。ご連絡下さい。

 但し、4/29(日)、30(祝)、5/3(水)~5/6(日)は GW中の閉所
いたしますので、この期間の持ち込みはご遠慮下さい。

 〒569-0003 高槻市上牧町2-6-31 本澄寺内
 電話 :072-669-1897
 電子メール:hsnk@tcn.zaq.ne.jp


 


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6/17(日)測定所開設5周年の集い案内 [イベント紹介]

 今年の6月で私たちの測定所は5周年を迎えます。
5周年の集いを以下のような日程と内容で開催します。

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日時:6/17(日)14:00~16:00
場所:上牧・本澄寺本堂(高槻市上牧町2-6-31)
講演 :大和田幸嗣氏(元京都薬科大学教授)
 「放射能に負けないレシピと健康法」
講演者の簡単な紹介(著書より)
「福島第一原発からの放射能放出は、今も閉じ込められていない!
それでもこうすれば放射能から身を守ることができる。
放射能に負けない体を作るための食物やレシピ、デトックスの
方法を提案」 研究の傍ら無農薬・無化学肥料による菊芋や
稲作栽培、殺虫剤を使わない防虫駆除法にも挑戦中

<プログラム>
14:00 活動・会計報告(測定所)
14:20 講演
15:30 質問・交流タイム
16:00 閉会

<資料代> 500円

なお、月1回の無料測定会の日時は次の通りです。
2018年4/21(土)、5/19(土)  
全て13時~15時。場所は測定所のある本澄寺です。
 お一人様につき1検体を無料測定いたします。
検体を320gご用意頂き、お申し込み下さい。
食品の放射能検査の手順と結果の見方を説明します。

 電話 072-669-1897(本澄寺《ほんちょうじ》)
 メール hsnk@tcn.zaq.ne.jp

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2018年3月測定結果について [測定結果]

 3月の測定結果をお知らせします。

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 ほとんどが不検出か定量限界未満でしたが、
検出例を紹介します。

<3/10大阪島本町の土>
20180310simamoto-tuti.jpg

 野菜作りを楽しまれている会員さんからの依頼で測定。
 BGは無汚染を確認している能勢の地下土です。
 Cs137のピークはあるが、134のピークは見えません。
 チェルノブイリからまだ30年。Cs137はやっと半分に
 なったところ。但し、この畑から収穫したジャガイモは
 「定量限界未満」でした。


<3/19福島の土>
20180319hukusima-tuti.jpg

 2016年5月に避難指示が解除された地域の畑の土です。
BGは無汚染を確認している能勢の地下土です。Cs137も
Cs134もピークはクリアです。K40補正して368Bq/kgとなりました。

<3/20ベトナムのカシューナッツ>
20180320betonamu-nattu.jpg

 重量補正して1.7Bq/kgですが、下限値は1.04Bq/kg。
Cs137(331ch)のピークはクリアです。

 嬉しく思ったのは、福島県内の「道の駅」で販売されて
いたという大根や人参などが不検出か定量限界未満だったことです。
福島産の農産物を頭から危険とか安全とか決めつけるのは
間違いだと思います。何でも測定してから判断したいもの
です。但し、シンチレーションではγ線を出す危険な
ストロンチウム等は残念ですが、測れません。

 最後に、シンメトリック社5Bq試料(白米)を使っての
測定チェックです。

20180407_114156.jpg

 2015年4/1段階でCs137が3.89Bq/kg、Cs134が1.11Bq/kgで
合計5Bq/kgの試料です。年月と共に少しずつ減衰していくので
チェック測定時の推定理論値はCs-Allで4.06Bq/kgです。
測定結果は4.1Bq/kgとなりました。

 「国立研究開発法人産業技術総合研究所」の「標準玄米」試料を
使った測定チェックはこちらを参照下さい。

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2018年2月の測定結果について [測定結果]

 遅くなりすいません.2018年2月度の測定結果を
お知らせします。

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 特に飛び抜けた検出例はありませんでした。
不検出の生椎茸(九州産とだけ表示)に出会えて
嬉しかったです。

20180216namasiitake.jpg
Cs-Allが0.5Bq/kgと表示されていますが、Cs137(331ch)に
ピークがないので、数値は誤検出。不検出と判断できます。


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