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放射能測定の正確性を高めるために鉛による遮蔽を強化 [検査機器]

 放射能測定、特に低レベルの放射能測定での
最大の問題は「自然放射能」の存在だ。
だから、より正確に測定するためには、可能な限り
自然放射能の影響を取り除く必要がある。
そのためには鉛による遮蔽が重要であることは
常識だ。

 高槻の測定器(zip)は下限値1Bq/kg(10時間測定)の
優れもの。製品段階で底や周囲は4㎝の鉛板で覆われている。
しかし、当測定所ではこれに加えて、底部や周囲には
厚さ2㎝粒状鉛で覆っていた。

しかし、底からの自然放射能の影響がまだ見られた
(K40の値が比較的多い)ために今回、底部に
更に厚さ5㎝の鉛板での遮蔽を施した。
結局、底部は4㎝+2㎝+5㎝=11㎝の鉛、周囲は
6㎝の鉛で遮蔽となった。

 鉛は非常に毒性のある金属。しかもやわらかいので
手でこすったりすると微細な粒子が付着して皮膚
からも吸収されていく危険性も。子どもだけでなく大人にも
中枢神経毒悪影響を及ぼす可能性があるので
慎重な作業を要した。

DSC_2_s.JPG
新規購入した厚さ5㎝の鉛板を慎重に
テープで固定。

 これを機器の底部に据え付け(これで約60Kg)
zipをこの上にのせた。重さは、
機器50㎏+粒状鉛60㎏+鉛板60㎏=170㎏
となった。

20150717_121730.jpg

 この遮蔽強化により、より正確な測定が
可能になると思われます。
乞うご期待です。


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