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年末年始のお休み 無料測定会のお知らせ [測定日]

 年末年始のお休みのお知らせです。

 12/19(月)から測定器ZIPのメインテナンスと
測定環境整備を行うことにしました。なので
2017年1/3(火)までお休みとさせて頂きます。

 年内に測定ご希望の方は12/17(土)までに
お持ちこみ下さい。

 2017年1/4(水)からリフレッシュした状態で
再開いたします。よろしくお願いいたします。

 また、1月度の無料測定会は1/28(土)1時から 行います。
 お申し込みは hsnk@tcn.zaq.ne.jp か 072-669-1897 へ

2016年11月測定結果 [測定結果]

 11月度の測定結果をお知らせします。一覧表です。
page001.jpg

 特徴的な事例を順次紹介します。

まず、加工品での検出例を紹介します
<11/3のアメリカンソース>
20161103amerikanso-su.jpg

 製造地は東京です。エビやワイン、香味野菜など
様々な材料が入っています。セシウム137のピークは
明確です。本機ではCs137(662KeV)の半数である331chに
表示されます。重量補正して1.9Bq/kg(下限値1.0Bq/kg)と
なりました。産地表示が義務付けされていない加工品
には十分な注意が必要です。

<11/10のそば乾麺>
 長野の工場で作られていますが、説明書きには
「北海道産のそば粉で生産」とあります。
残念ですが、Cs137、134を検出しました。
 以下、スペクトル表を参照下さい。

20161110nagano-soba.jpg

 Cs137、Cs134のピークが共に見ることができます。
重量補正して3.2Bq/kg(但し下限値は1.4Bq/kg)と
なりました。

<宮城の11/11玄米、11/26白米、11/26炊いたご飯>
 知人から送られてきた宮城のお米を
念のためと測定依頼されました。
 玄米は今年の新米です。

20161111miyagi-genmai.jpg

 懸念されたようにCs137のピークがあります。
K40によるコンプトン散乱の数値かさ上げを相殺して
1.1Bq/kgの検出となりました。

 そこでこの玄米を精米した白米の測定を
行いました。以下、その結果です。ご覧下さい。

20161126miyagi-hakumai.jpg

 Cs137のピークは見えます(331chのところ)が
値は0.6Bq/kgですが、下限値が0.6Bq/kgなので
「定量限界未満」となりました。

 次に、それを水で研ぎ、炊飯してみました。

20161126miyagi-gohan.jpg

 Cs137のピークはかすかに見える(331chのところ)ので
「定量限界未満」と判断しましたが、玄米の段階で存在した
Cs137はほとんどなくなっています。
 なので、依頼者さんには食べる前の「入念な研ぎ」を
お薦めしました。これはこれまでの測定経験からも
大事な点だと思います。

<11月福島の請戸川河川敷の泥土>
 福島浪江町付近を流れる請戸川の河川敷から採取した泥土が
持ち込まれました。
 請戸川に関係する行政のHPを見ると
水は2~3Bq/kgだが、底質は2万~38万Bq/kgあるとの
記述があるので、慎重な作業を行った。

201611hukusima-dorotuti.jpg

 持ち込まれた検体が320gより多かったので
重量補正して14800Bq/kgになりました。あまりの
セシウムの多さのために、40分で測定を中止。
 Cs137、134のピークがそのKeVにぴったりと
恐ろしいほどに合致しています。この検体は
多くの水分を含んでいるので乾燥させた320gを
測ればその倍近い数字を示すのではないか?と
思います。また、ストロンチウムのようなβ線を
出す核種もこれに含まれているのでは?とも
思います。
 福島原発事故での大量の放射性物質が
いかに環境に甚大な被害を与えるものかということが
よくわかります。放射性物質を無害化できるのは、
「膨大な時間経過」だけなのです。その間、放射線を
はき続けて人体や環境に被害を与え続けて行くのです。

 ちなみに採取した場所の空間線量は依頼者の話に
よると「地面から10㎝で2.36μ㏜/h」だったそう。
年間に換算すると20m㏜を越えるところです。

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