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2017年7月の測定結果について [測定結果]

 6月にzipメインテナンスが終了し、順調に
測定を進めることができました。全34品目。

 一覧表をご覧下さい。
page001.jpg

 ほとんどは定量限界未満か不検出でしたが、
主な検出例を紹介します。

<7/9~11大阪・茨木の土>
 茨木の2カ所の畑の土壌を測定しました。1つは、
検出、もう一つは不検出です。大気中核実験や
チェルノブイリ事故の影響だと思われます。同地区の土地で
結果が違うのは何故かはこれだけではなんとも
言えません。

<7/13の千葉の落花生>
20170713tiba-rakkasei.jpg

 昨年に収穫された落花生です。
残念ですが、Cs137も134もピークがあります。
重量補正とK40補正を行うと1.8Bq/kgとなりました。
下限値は0.9Bq/kg。落花生は地中にできる豆ですから、土壌に
含まれるセシウムを吸着しているのでしょう。

<7/25岩手の玄米(クロスチェック)>
 阪神・市民放射能測定所で検出例として紹介された
岩手の玄米です。『味わい玄米』として販売されているもの。
クロスチェックしてみました。

20170725iwategenmai-kurosu.jpg

 阪神測定所の結果は
 Cs137は2.15Bq/kg Cs134は不検出との結果でした。

 当方の測定結果は、
 Cs137は2.1Bq/kg Cs134は0.8Bq/kg 合計2.9Bq/kg
となりました。下限値は0.9Bq/kg。
ちなみに土色のスペクトルは無汚染の大阪の玄米です。
これをバックグラウンドにしました。念のため、無汚染の
大分県の玄米をBGにした場合も合計2.8Bq/kgとなりました。

 阪神測定所では不検出であったCs134のピークが
クリアにでましたので、原発事故由来のセシウムに汚染
されていることは間違いないようです。

<7/25福島の白米(クロスチェック)>
20170725hukusima-hakumai.jpg

 福島(郡山)の学校給食に提供されている白米を
同じくクロスチェックしました。
 阪神測定所の結果は両Cs不検出です。

 当方の測定結果は、CSallで0.3Bq/kgですが、
下限値が0.6Bq/kgなので「定量限界未満」と
なりました。玄米であれば、もう少し大きい
数値がでていたでしょう。

 この白米は、私ども市民測定所に協力頂いている
『テクノAP社製のTG150B』というゲルマ半導体検出器
でも48時間測定しています。
 その結果は
 Cs137が0.3Bq/kg、Cs134は不検出という結果
でした。

 わずか検体320gでセシウムを測ることができる
当測定所のzipの優秀さを再確認することが
できました。

 8月の無料測定会は8/27(日)13時~15時です
夏休みの自由研究の題材でも有意義なものに
なると思います。親子連れ大歓迎です。 






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2017年6月の測定結果について [測定結果]

 6月の測定結果についてお知らせします。

page001.jpg

 6月は使用機器zipが不調に陥り、
メインテナンスに出した関係でわずか
4品目の測定に終わりました。

 測定依頼いただいた方々には
大変ご迷惑をかけました。

 どれも、不検出か定量限界未満でした。
「定量限界未満」とは、スペクトル表では
セシウムのピークはあるのでセシウムは
存在するが、下限値未満なので「定量できない」
(明確にどれくらいと数値を示すことができない)
いう意味です。
 徳島の生椎茸でいえば、セシウムはあるが、
下限値(0.6Bq/kg)未満だということ。

 7月からは挽回してビシビシと測定
していきます。

5月の測定結果一覧 [測定結果]

 今回も遅くなりましたが、5月度の測定結果を
お知らせします。

 一覧表をご覧下さい。5月は連休による閉所が
ありましたので、測定件数は11件でした。

page001.jpg
 主な結果について説明します。

<5/18徳島の干しわかめ>
 西日本の各市民測定所(西日本ネット)で
クロスチェックした「徳島産わかめ」です。
空のBGを使うと中央部に自然放射能の妨害ピークが
(Ac228、Tl208であろう)明瞭なので、それを消すために
炭酸カリウム2.5gをBGに使いました。これを使うことで
妨害ピークを一定程度消すことに成功。
(因みに昨年測定した同じ会社のわかめでは、
この妨害ピークがそれほど見られなかったが
何故か?不思議です。場所や生産年度も異なる
からでしょうか?)

20170518cross-wakame.jpg

 Cs137のピーク(331ch)が見える。
Cs134のピークはない。総量は1.9Bq/kgとなって
いますが、妨害ピークを差し引くと、
あったとしても0.1~0.2Bq/kg程度ではないか?と
思います。下限値が0.8Bq/kgなので、「定量」
できないのです。そこで、少なくともCs137の
ピークが見えることから「定量限界未満」と
判断しました。

<5/26茨城のサツマイモ>

20170526ibaraki-imo.jpg

 Cs137もCs134もピークが見えます。
両者のバランスも悪くないと思います。
原発事故由来のセシウムが存在すると
評価しました。その量は1.3Bq/kg。
下限値は0.6Bq/kgです。

 これまでも、茨城産のサツマイモや
レンコンなどの土の中にできる根物は
土壌汚染の関係で汚染されている例が
多いと指摘しましたが、これもその一例。

 使用機器をメインテナンスに出していますので
その返却を待って、
 次回の無料測定会は、 7/2(日)10時~12時に行います。

気軽に測って安心安全を!
 
 

2017年4月の測定結果一覧表と5/27(土)無料測定会 [測定結果]

 少し遅くなりましたが、4月の測定結果をお知らせします。

 まず、一覧表をご覧下さい。

page001.jpg

主な検出例を紹介します。

<4/3大阪吹田の水道水>
 吹田市の依頼者が水道の蛇口に2016年4月~2017年3月
までイオン交換樹脂浄水器(年間4回交換)を
取り付け、1年間に使用したイオン交換樹脂の
放射能濃度を測定しました。

イオン交換.jpg

 飲食に使用する量だけですが、蛇口水を1年間
イオン交換樹脂に通水して測定した例は今まで
聞いたことがないと思います。

 スペクトル表をご覧下さい。

20170402suidousui.jpg

 10時間測定。Cs合計値は0.6Bq/kgの結果。Cs137の数値は
ゼロとなっていますが、図を見ても明らかなように
331ch(662keV)にピークが見えますので
Cs137は存在します。Cs134のピークも確認出来そうです。

 このイオン交換樹脂についているCs総量は
0.6*320g÷1000=0.192Bq。
 依頼者によると一日約5リットル通水したとの
ことですので、1年間は5リットル*365日=1825リットル。
従って、水道水のCs濃度は、0.192Bqg÷
1825リットル=0.0001052Bq/kg=0.11mBq/kgとなります。

 環境省による「環境放射能水準調査表」(2016年7月~9月)
によると、微量ですが、蛇口水でCsを検出しているのは
「岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、群馬県、
埼玉県、千葉県、栃木県、東京都新潟県」で、一番
高い数値を検出したのは栃木県でCs137が0.0043Bq/kg、
Cs134が0.0015Bq/kg。それ以外の府県では
すべて不検出となっています。

 今回の大阪の蛇口水の検査結果は1825リットルを
通水濃縮して得られたもので、福島事故による放射能
汚染が関西でも水道水に存在しているという事を確認出来た、
ある意味貴重な例として報告するものです。

<4/21神奈川県横浜市戸塚区のタケノコ>
20170421yokohama-takenoko.jpg

 今年採れたばかりのタケノコです。
残念ですが、きれいにCs137も134もピークが出ています。
数値は5.5Bq/kgとなっていますが、K40による
かさ上げ効果を差し引いて4.9Bq/kgとなりました。
下限値は0.9Bq/kg。

 このタケノコが採れた横浜市戸塚区汲沢町の竹林の土を
測定してみました。
試料は 34.94g wet 計測機はiFKR-254+遮蔽体
計測時間 20時間 機器係数換算、重量換算を行い、
土壌濃度 セシウム全体で145Bq/kg(定量限界21Bq/kg)

合計3箇所で土を採取した。59~145Bq/kg
平均108Bq/kgの土壌に育つ筍から4.9Bq/kgが出た
ことになります。

 京芋も規定重量の半分しかなかったので、定量限界以下で
あったが参考値として示すと 1.0Bq/kgあり、横浜でも
筍や地中に育つ根菜類は食べない方が良いと判断します。

 不検出となった高槻の地元上牧のタケノコとは
好対照な結果となりました。

 5月の無料測定会は5/27(土)13時~15時です。参加ご希望の方は事前に連絡下さい。


2017年3月の測定結果について [測定結果]

 3月は都市クリエイトによる産廃焼却炉建設反対の
取り組みで大忙しの感がありましたが、そんな中でも
食品の放射能検査は順調に行うことができました。

20170407_114238.jpg

 昨年末に機器をワインセラー収納し、
周辺温度を一定に保つことができたことで、いわゆる
「温度ドリフト」が起きなくなり、安定した測定が
行えるようになっています。K40のピークのズレが
ほとんどなくなったのです。本測定所では食品検査は
1品10時間測定を行う(下限値1Bq/Kg未満を目指すため)
ことから測定中の温度変化の影響排除は懸案だった
のです。

 さて、3月の測定結果一覧をご覧ください。

page001.jpg 

 主なセシウム検出例を紹介します。

 土色線はBG、赤色線は検体のスペクトルです。

<3/4の東京湾の鯛>

20170304tokyo-tai.jpg

 大阪ではあまり出回らない東京湾の鯛。
数値は重量補正して1.4Bq/kgですが、量が
少ないので下限値は3.7Bq/kgなので定量限界未満
となりますが、Cs137ピーク(331chのところ)が
明瞭です。Cs134のピークはありません。
私なら食べません。

<3/7のダンボール
 原発事故前から東京世田谷のご自宅ベランダ
置いていたダンボールを細かく刻んで測定しました。

20170307tokyo-danbo-ru.jpg

 Cs137(331chのピーク)のみですが、重量補正すると
8.6Bq/kgとなりました。ただし、下限値も2.9Bq/kgです。
東京の空気は間違いなく汚染されています。

<3/8エアコンフィルター>
 2月一覧表でも紹介した愛知県で使用した
「2/21車のエアコンフィルター」です。このときは
10時間測定で「不検出」と判断しましたが、念のため
45時間測定を行ってみました。

20170308eakon-firuta.jpg

 どうでしょう?45時間測定したので、赤色線が
なめらかになっているのがわかると思います。
Cs137も134もどちらもピークが明確に
なりました。重量補正して2.7Bq/kg。ただし下限値は1.5Bq/kg
長期にわたって使用している車のエアコンなので
どの程度肺の中に吸収されたかはわかりませんが、
セシウムは愛知県でも「飛んで」いることだけは
確かです。

<3/11の静岡の煎茶>

20170311sizuoka-sentya.jpg

 検体は320gあるので重量補正は不要。
総量で4.4Bq/kg、ただし下限値は0.9Bq/kg。
残念ですが、まだ、静岡のお茶はものによれば
セシウムがでるということがわかります。
私もよく飲むお茶です。安心のためにも
測定を強くお薦めします。自分と家族の健康を
守るために。


 








2017年2月の測定結果について [測定結果]

 少し遅くなりましたが、2月度の測定結果をお知らせします。測定依頼品が多く、ZIPはフル稼働しました。

 page001.jpg

 ほとんどが「定量限界未満」か「不検出」でしたが、主な検出例を説明します。
<2/2、4の座布団綿>
 東京世田谷区から避難された方のカーテンなどのデータは以前に紹介しましたが、そのご自宅で使用していた座布団です。外カバーは未洗濯だった
そうです。セシウムが出ています。

<2/18、19 千葉カーテン3種
 千葉の自宅のカーテンの測定結果です。 3つともセシウムを検出しましたが、カーテン1のスペクトル表を示します。 20170218tiba-katen.jpg  BGは測定室を空にした20時間測定です。K40の影響がほとんどありません。赤線(カーテンのスペクトル)と茶色線(BG)はほとんど重なっています。 セシウムのチャンネルの所に明確にピークが出ています。 134も137のいわゆるセシウム3兄弟のピークが見て取れます。 両者の比率もほぼ正確。原発事故由来であることは明確です。  原発事故後には茨城、千葉等にはプルームが飛びました。その影響であることは明確です。重量補正の結果、 12.6Bq/kg(下限値は2.6Bq/kg)となりました。少しでも心配に思われたら、是非測定してもらいたいです。不検出でしたら、安心もできます。

2017年1月測定一覧 [測定結果]

 少し遅れましたが、新年1月の測定結果を
お知らせします。

 一覧表をご覧ください。

page001.jpg
 <1月13日の福島産白米>
 依頼された方の話では、震災前から購入していた
福島産のお米で震災後も時々食べているが、心配に
思えたので、検査に持ち込まれたそうです。

20170113hukusima-hakumai.jpg
 Cs137に数値が出ていますが、331chにピークが
ありませんので、不検出です。数値は誤検出と
考えます。下限値は0.6Bq/kg。
 結果を見た依頼者も「すっきりした」とのこと
でした。
 心配する前に気軽に測定を!

 検査品目が少なかったのでどんな測定を
しているのかその一端を<1/25大阪の松葉>の
データを見ながら説明します。

 どこのシンチレーション測定器でも必ず
測定器に何も入れず空の状態で測定したものを
バックグランド(BG)として使用します。
当測定所では20時間測定で空のBGをとります。

 そこでこの松葉の測定結果と空のBGを重ねてみます。

20170125osaka-matuba01.jpg

 土色線が空の20時間BG、赤色線が松葉です。
K40は自然界にどこでもある放射性物質です。
この数値が大きいとK40(730ch)の左側で赤線と
土色線が大きく離れているのがわかると思います。
測定結果を「かさ上げ」しているのです。
専門的には「コンプトン散乱」というそうです。

 そこで、当測定所の機器(zip)では、K40の影響を
減らすために、様々な重量の炭酸カリウム(0.3g~
6g)のBGをあらかじめ測定しておき、検査品のk40を
できるだけ相殺するようにするのです。

 この松葉の場合、「炭酸カリウム0.5gBG」を使用しました。
そのチャートをご覧ください。

20170125osaka-matuba02.jpg

 K40の値は85→10Bq/kg程度に減っています。
空のBGを使ったチャートと比べるとk40の左側の
曲線にほとんど重なっていることがわかります。
「コンプトン散乱」を限りなく捨象できたことに
なります。

 Cs137(331ch)には小さなピークがあります。
 Cs134(398ch 302ch)にはピークがありません。

 下限値は重量が少ないので換算して1.2Bq/kgです。
(もし、この松葉が規定量の320gあれば、下限値は
0.6Bq/kg) 従って、この松葉は、Cs137のピーク
があるのでCs137はあることはあるが、定量は確定できない。
つまり、「定量限界未満」(この場合は1.2Bq/kg)と
なるわけです。

 当測定所では
シンメトリック社が作成した(2015年4月)「5Bq試料」
を定期的に測定して機器(zip)の正確さを担保している
ことを最後に申し添えます。

 

 

世田谷区内の公園の土と自宅掃除機フィルターと壁に掛けていた布からセシウム検出 [測定結果]

 世田谷区内の公園の土が測定所に
持ち込まれました。東京方面の検体が持ち
込まれるのは久しぶりです。

 以下、依頼主の依頼文を一部引用します。

 世田谷区内の美しい公園です。
そこに、上から80㎝ぐらいを残したまま、土が中を
覆って、長年枯れ葉もこの中で朽ちて堆積している
古井戸があります。
 自前のガイガー(TERRA-P ロシア製)で
測定したところ、この庭園の空間線量は
1mで0.13~0.17μ㏜まで幅がありました。
又、古井戸以外の地表にガイガーを置くと大体0.15が平均でした。
でも古井戸中の土の直置きでは0.22をつけました。
明らかに数値が上がりました。枯れ葉を取り除き、その下の
土を掘り採取しました。 以上引用

 この土をZIPで測定しました。
セシウムの量が多いと予想してビニール袋を
3重にして充填しました。

1485576159610.jpg

チャートはこれです。

20170119setagaya-tuti.jpg

 原発事故由来の「セシウム3兄弟」のピーク
(ZIPではKevの半数で表示されます)が
はっきりと見ることができます。普段は10時間測定する
ところですが、3時間弱で止めました。
AllCsは重量換算して250Bq/kgとなりました。
但し、下限値は12.3Bq/kg。

 空間線量も、もしこの場所から動かずに1年間
生活すれば、年間1.93m㏜になります。
その上にこのセシウムを含んだ空気を取り入れれば、
間違いなく内部被曝します。

 次に依頼者のご自宅の掃除機のフィルター
を測定しました。重さが7gしかないので
正確とは言えないが、チャートにはセシウムの
ピークが明確です。原発事故由来のセシウムと
思われます。ただ、重さが7gしかないので
総量は暫定値と考えて下さい。
160Bq/kgで下限値は72Bq/kgです。

20170119setagaya-soujikifilter.jpg

 次に、ご自宅の壁にかけてあった「布」
の測定です。原発事故前から掲示していたものだそう
です。
 チャートをご覧下さい。
20170119setagaya-nuno.jpg

 これもセシウム3兄弟がしっかりと見ることが
できます。重量換算して9.6Bq/kgとなりました。
但し、下限値は2.7Bq/kg

 東京の蛇口水が汚染されているのは、
原子力規制委員会も認めていることです。
詳しくはこちらをご覧下さい。

 東京が本当に安心して住むことができるのか?
その懸念を益々感じさせられた測定でした。



 


2016年12月測定結果 [測定結果]

 遅れましたが、12月の測定一覧表を
アップします。

 12月はzipワインセラー収納する作業や
測定デモンストレーションに時間を取られ
少しの測定にとどまりました。

 一覧表をご覧ください。

page001.jpg

 主な検出例は「千葉産のサザエ」です。
1.9Bq/kgでしたが、これを湯がくと
「定量限界未満」となりました。

2016年11月測定結果 [測定結果]

 11月度の測定結果をお知らせします。一覧表です。
page001.jpg

 特徴的な事例を順次紹介します。

まず、加工品での検出例を紹介します
<11/3のアメリカンソース>
20161103amerikanso-su.jpg

 製造地は東京です。エビやワイン、香味野菜など
様々な材料が入っています。セシウム137のピークは
明確です。本機ではCs137(662KeV)の半数である331chに
表示されます。重量補正して1.9Bq/kg(下限値1.0Bq/kg)と
なりました。産地表示が義務付けされていない加工品
には十分な注意が必要です。

<11/10のそば乾麺>
 長野の工場で作られていますが、説明書きには
北海道産のそば粉で生産」とあります。
残念ですが、Cs137、134を検出しました。
 以下、スペクトル表を参照下さい。

20161110nagano-soba.jpg

 Cs137、Cs134のピークが共に見ることができます。
重量補正して3.2Bq/kg(但し下限値は1.4Bq/kg)と
なりました。

宮城の11/11玄米、11/26白米、11/26炊いたご飯>
 知人から送られてきた宮城のお米を
念のためと測定依頼されました。
 玄米は今年の新米です。

20161111miyagi-genmai.jpg

 懸念されたようにCs137のピークがあります。
K40によるコンプトン散乱の数値かさ上げを相殺して
1.1Bq/kgの検出となりました。

 そこでこの玄米を精米した白米の測定を
行いました。以下、その結果です。ご覧下さい。

20161126miyagi-hakumai.jpg

 Cs137のピークは見えます(331chのところ)が
値は0.6Bq/kgですが、下限値が0.6Bq/kgなので
「定量限界未満」となりました。

 次に、それを水で研ぎ、炊飯してみました。

20161126miyagi-gohan.jpg

 Cs137のピークはかすかに見える(331chのところ)ので
「定量限界未満」と判断しましたが、玄米の段階で存在した
Cs137はほとんどなくなっています。
 なので、依頼者さんには食べる前の「入念な研ぎ」を
お薦めしました。これはこれまでの測定経験からも
大事な点だと思います。

<11月福島の請戸川河川敷の泥土>
 福島浪江町付近を流れる請戸川の河川敷から採取した泥土が
持ち込まれました。
 請戸川に関係する行政のHPを見ると
水は2~3Bq/kgだが、底質は2万~38万Bq/kgあるとの
記述があるので、慎重な作業を行った。

201611hukusima-dorotuti.jpg

 持ち込まれた検体が320gより多かったので
重量補正して14800Bq/kgになりました。あまりの
セシウムの多さのために、40分で測定を中止。
 Cs137、134のピークがそのKeVにぴったりと
恐ろしいほどに合致しています。この検体は
多くの水分を含んでいるので乾燥させた320gを
測ればその倍近い数字を示すのではないか?と
思います。また、ストロンチウムのようなβ線を
出す核種もこれに含まれているのでは?とも
思います。
 福島原発事故での大量の放射性物質が
いかに環境に甚大な被害を与えるものかということが
よくわかります。放射性物質を無害化できるのは、
「膨大な時間経過」だけなのです。その間、放射線を
はき続けて人体や環境に被害を与え続けて行くのです。

 ちなみに採取した場所の空間線量は依頼者の話に
よると「地面から10㎝で2.36μ㏜/h」だったそう。
年間に換算すると20m㏜を越えるところです。

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