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2017年4月の測定結果一覧表と5/27(土)無料測定会 [測定結果]

 少し遅くなりましたが、4月の測定結果をお知らせします。

 まず、一覧表をご覧下さい。

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主な検出例を紹介します。

<4/3大阪吹田の水道水>
 吹田市の依頼者が水道の蛇口に2016年4月~2017年3月
までイオン交換樹脂浄水器(年間4回交換)を
取り付け、1年間に使用したイオン交換樹脂の
放射能濃度を測定しました。

イオン交換.jpg

 飲食に使用する量だけですが、蛇口水を1年間
イオン交換樹脂に通水して測定した例は今まで
聞いたことがないと思います。

 スペクトル表をご覧下さい。

20170402suidousui.jpg

 10時間測定。Cs合計値は0.6Bq/kgの結果。Cs137の数値は
ゼロとなっていますが、図を見ても明らかなように
331ch(662keV)にピークが見えますので
Cs137は存在します。Cs134のピークも確認出来そうです。

 このイオン交換樹脂についているCs総量は
0.6*320g÷1000=0.192Bq。
 依頼者によると一日約5リットル通水したとの
ことですので、1年間は5リットル*365日=1825リットル。
従って、水道水のCs濃度は、0.192Bqg÷
1825リットル=0.0001052Bq/kg=0.11mBq/kgとなります。

 環境省による「環境放射能水準調査表」(2016年7月~9月)
によると、微量ですが、蛇口水でCsを検出しているのは
「岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、群馬県、
埼玉県、千葉県、栃木県、東京都新潟県」で、一番
高い数値を検出したのは栃木県でCs137が0.0043Bq/kg、
Cs134が0.0015Bq/kg。それ以外の府県では
すべて不検出となっています。

 今回の大阪の蛇口水の検査結果は1825リットルを
通水濃縮して得られたもので、福島事故による放射能
汚染が関西でも水道水に存在しているという事を確認出来た、
ある意味貴重な例として報告するものです。

<4/21神奈川県横浜市戸塚区のタケノコ>
20170421yokohama-takenoko.jpg

 今年採れたばかりのタケノコです。
残念ですが、きれいにCs137も134もピークが出ています。
数値は5.5Bq/kgとなっていますが、K40による
かさ上げ効果を差し引いて4.9Bq/kgとなりました。
下限値は0.9Bq/kg。

 このタケノコが採れた横浜市戸塚区汲沢町の竹林の土を
測定してみました。
試料は 34.94g wet 計測機はiFKR-254+遮蔽体
計測時間 20時間 機器係数換算、重量換算を行い、
土壌濃度 セシウム全体で145Bq/kg(定量限界21Bq/kg)

合計3箇所で土を採取した。59~145Bq/kg
平均108Bq/kgの土壌に育つ筍から4.9Bq/kgが出た
ことになります。

 京芋も規定重量の半分しかなかったので、定量限界以下で
あったが参考値として示すと 1.0Bq/kgあり、横浜でも
筍や地中に育つ根菜類は食べない方が良いと判断します。

 不検出となった高槻の地元上牧のタケノコとは
好対照な結果となりました。

 5月の無料測定会は5/27(土)13時~15時です。参加ご希望の方は事前に連絡下さい。


産廃焼却炉計画事業者代理人弁護士と当測定所との文書やりとりを公開します [高槻産廃焼却炉問題]

 高槻・上牧地区に産業廃棄物焼却炉建設計画を
進めている事業者代理人弁護士(さくら共同法律事務所)と
当測定所とのやりとりについて、市民の皆さまに正確な判断を
お願いしたく双方の文書を時系列で公開します。

<2017年4/14付け事業者代理人の内容証明郵便>
警告書兼要求書(H29.4.14)_1.jpg
警告書兼要求書(H29.4.14)_2.jpg
警告書兼要求書(H29.4.14)_3.jpg

<2017年4/15付け事業者代理人の内容証明郵便>
警告書兼要求書2(H29.4.15)_1.jpg
警告書兼要求書2(H29.4.15)_2.jpg

<2017年4/17付け事業者代理人の内容証明郵便>
H29.4.17 警告書兼要求書3_1.jpg
H29.4.17 警告書兼要求書3_2.jpg
H29.4.17 警告書兼要求書3_3.jpg

<4/25付け高槻・市民放射能測定所からの配達証明郵便>
回答書(4.25測定所から)_1.jpg
回答書(4.25測定所から)_2.jpg

<4/27付け事業者代理人の内容証明郵便>
警告書兼要求書4(H29.4.27).jpg
警告書兼要求書4-2(H29.4.27).jpg

<5/9付け高槻・市民放射能測定所からの配達証明郵便>
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5/13(土)子どもの「いのち」を守る 西日本集会 [イベント紹介]

今、福島関東の土が危ない 
子どもの「いのち」を守る 西日本集会

20170322_2031347.png
 
5月13日(土) 高槻市立総合市民交流センタークロスパル
13時半開場 14時開始  総会
       14時40分 井戸弁護団長裁判報告
              河野益近さんの話
              ディスカッション
       16時00分 川口真由美さん歌
       16時50分 終了
http://kodomodatu.jugem.jp/?day=20170322

4/16(日)集い紹介ブログ記事の一部とチラシを削除した件 [高槻産廃焼却炉問題]

 高槻上牧地区に計画されている産廃焼却炉建設事業者の
代理人弁護士(さくら共同法律事務所)より、
4/16(日)の測定所4周年の集い案内の「ブログの記載及び
ブログに掲載されている4/16集い案内チラシ」の一部に
誤りがあり、また、誤解を与えるとのご指摘がありました。

 私たちは、その表記自体は誤っているものとは思わないものも、 当方もこれ以上事業者との無用な対立を望まないという見地から、
「ブログの記載及びブログに掲載されている4/16集い案内チラシ」を
すでに削除しました。
 しかし、事業者の代理人弁護士から当方へ更なる要求
(謝罪文の交付、これがなければ刑事告訴や損害賠償請求を
行うとの内容)がなされていますので、この間のやりとりを
した文書をこのブログ上で今後公開して参ります。

 市民の皆さんに、当測定所と事業者代理人とのやりとりについて、
正確な判断をお願いしたいと思います。

5/7(日)産廃焼却炉の化学物質」〜子供たちの未来のために〜セミナー [高槻産廃焼却炉問題]

五領地区保護者有志の会主催する
「産廃焼却炉の化学物質」〜子供たちの未来のために〜セミナー
が開かれますので、紹介します。

 若いお母さん達の創意工夫たっぷりの
活動には本当に頭が下がります。
 講演の中地教授は能勢の焼却炉ダイオキシン
汚染問題でその処理の中心を担った方。
 焼却炉問題のスペシャリストです。

5.7産廃焼却炉の化学物質講演会 表.jpg

5.7産廃焼却炉の化学物質講演会 裏.jpg


みんなで学ぼう環境セミナー 「産廃焼却炉の化学物質」〜子どもたちの未来のために〜
 
日時:2017年5月7日(日)14:00~16:00(13:30開場)
 
場所:高槻現代劇場 3階 レセプションルーム
           (高槻市野見町2-33)
定員:先着400名 参加費無料
 
講師:中地重晴(なかち しげはる)氏
熊本学園大学 社会福祉学部 福祉環境学部 教授
環境省「化学物質と環境に関する対策対話」委員

 藤原寿和(ふじわら としかず)氏
止めよう!ダイオキシン汚染・東日本ネットワーク事務局長
ダイオキシン・環境ホルモン対策 国民会議 常任幹事

主催:五領地区保護者有志の会

4/23(日)西日本ネット会議で感じたこと [日頃の活動]

 西日本にある約10を越える市民測定所では横断的な
連携を強めるために「西日本ネット」を作っています。

 互いの活動の交流と測定技術の向上、全国的な
脱原発運動の発展に寄与できればとの思いを受けて
交流を行っています。4/23(日)はその日でした。

 阪神・市民測定所からの報告でしたが、京都南部の
木材(パン作りに使う)の灰の測定結果が一番衝撃を
受けました。48時間測定でallセシウムで12.3Bq/kg、
Cs[137もCs134もあるとの結果でした。もちろん灰ですから
セシウムは濃縮されて数値が高くなっています。
しかし、予想以上に多さには驚きでした。

 他にも、松戸市から避難された方の子ども肌着
(原発事故当時から着ていたもので、何回も洗濯
したものらしい)から675Bq/kgの検出結果に驚きました。
 洗濯してもセシウムは消えないことは私どもの経験でも
同じです。これまで「捨てるしかない」とアドバイスして
来ましたが、改めてその妥当性を実感した次第です。



 

4/16(日)測定所開設4周年の集い報告 [日頃の活動]

 4/16(日)測定所開設4周年のイベント報告です。

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 地域の皆さんや測定所会員さんの120名の皆さんに
参加して頂き、盛況の内にお開きとなりました。

 最初に測定所からは最近の原発関連の出来事を
紹介し、内部被曝の危機がある時だけに
放射性物質を測定し、食べ物の安全を確保
することの大切さを訴えました。

 なりよりも会員以外の地域の皆様に測定所の
日頃の活動の様子を見ていただくことができて
良かったです。

 上牧に計画されている産廃焼却炉に関する講演会でも、
どうしたら焼却炉を阻止できるか?他府県の先進的な
条例制定の動き等も紹介され、熱い質疑応答が
行われました。

 今後の運動の発展が期待されます。

2017年4月の無料測定会 [日頃の活動]

 測定所では皆さんに関心をもって頂けるよう
月一回「無料測定会」を開催しています。

 2017年4月は
 4/23(日)10時~12時に行います
必ず事前にご連絡下さい。

 メールはhsnk@tcn.zaq.ne.jp
 電話は072-669-1897(本澄寺)

開所日と閉所日 [測定日]

 当測定所のHPがプロバイダの関係で今年1月末で
閉鎖されてしまいました。そこで、このブログで
開所日と閉所日を改めてお知らせします。

 測定所は年末年始やGW以外では、 日曜日を除く毎日朝10時~12時に毎日開所 しています。事前に測定所のある「本澄寺」に 電話下さい。072-669-1897  どうしても日曜日しか持ち込めない時は
その旨、上記に電話して相談して下さい。
 なお、郵送による持ち込みは基本的に
受け付けていません。

 また、2017年のGWの閉所期間は次の
通りです。

4/29(土)~30(日)、5/3(水)~7(日)

 測定所の場所はこちらをご覧下さい

2017年3月の測定結果について [測定結果]

 3月は都市クリエイトによる産廃焼却炉建設反対の
取り組みで大忙しの感がありましたが、そんな中でも
食品の放射能検査は順調に行うことができました。

20170407_114238.jpg

 昨年末に機器をワインセラー収納し、
周辺温度を一定に保つことができたことで、いわゆる
「温度ドリフト」が起きなくなり、安定した測定が
行えるようになっています。K40のピークのズレが
ほとんどなくなったのです。本測定所では食品検査は
1品10時間測定を行う(下限値1Bq/Kg未満を目指すため)
ことから測定中の温度変化の影響排除は懸案だった
のです。

 さて、3月の測定結果一覧をご覧ください。

page001.jpg 

 主なセシウム検出例を紹介します。

 土色線はBG、赤色線は検体のスペクトルです。

<3/4の東京湾の鯛>

20170304tokyo-tai.jpg

 大阪ではあまり出回らない東京湾の鯛。
数値は重量補正して1.4Bq/kgですが、量が
少ないので下限値は3.7Bq/kgなので定量限界未満
となりますが、Cs137ピーク(331chのところ)が
明瞭です。Cs134のピークはありません。
私なら食べません。

<3/7のダンボール
 原発事故前から東京世田谷のご自宅ベランダ
置いていたダンボールを細かく刻んで測定しました。

20170307tokyo-danbo-ru.jpg

 Cs137(331chのピーク)のみですが、重量補正すると
8.6Bq/kgとなりました。ただし、下限値も2.9Bq/kgです。
東京の空気は間違いなく汚染されています。

<3/8エアコンフィルター>
 2月一覧表でも紹介した愛知県で使用した
「2/21車のエアコンフィルター」です。このときは
10時間測定で「不検出」と判断しましたが、念のため
45時間測定を行ってみました。

20170308eakon-firuta.jpg

 どうでしょう?45時間測定したので、赤色線が
なめらかになっているのがわかると思います。
Cs137も134もどちらもピークが明確に
なりました。重量補正して2.7Bq/kg。ただし下限値は1.5Bq/kg
長期にわたって使用している車のエアコンなので
どの程度肺の中に吸収されたかはわかりませんが、
セシウムは愛知県でも「飛んで」いることだけは
確かです。

<3/11の静岡の煎茶>

20170311sizuoka-sentya.jpg

 検体は320gあるので重量補正は不要。
総量で4.4Bq/kg、ただし下限値は0.9Bq/kg。
残念ですが、まだ、静岡のお茶はものによれば
セシウムがでるということがわかります。
私もよく飲むお茶です。安心のためにも
測定を強くお薦めします。自分と家族の健康を
守るために。